1.入力補完機能
コマンドを途中まで入力して、TABキーを押すと、残りの部分をシェルが補って入力してくれる機能をいう。
例えば、$ /e ⇒ TABキー ⇒ /etc/ が表示される具合だ。
候補が複数ある場合は、/e ⇒ TABキー ⇒ /etc/ ⇒ TABキー ⇒ 何も表示されず ⇒ TABキー ⇒
a2ps/ ifplugd/ pkcs11/
audisp/ ImageMagick-7/ polkit-1/
(以下略)
と、候補がずら〜と並んだ。すなわちタブキーを2回押すと候補がずら〜と表示されることになる。
パスだけでなく、ファイルやコマンドにも補完機能を使うことができる。
2.コマンドヒストリー機能
以前に実行したコマンドを保存し、それを呼び出す機能をいう。
操作 | 動作 | |
↑矢印 | CTRL + P | 一つ前のコマンドの表示 |
↓矢印 | CTRL + N | 一つ後ろのコマンドの表示 |
どのような履歴が保存されているかを表示するには、history コマンドを使用。
これらの履歴は、~/.bash_history ファイルに保存されている。
3.キーバインド機能
キーボードの各キーに記号や機能を割り当てること。
上記のコマンドヒストリ機能を呼び出すキー操作はキーバインド機能を利用している。
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